児童養護施設とは
社会的養護を必要とする
子どもたちが暮らす
児童養護施設とは
児童養護施設とは
児童養護施設は、何らかの事情で家族と暮らせない2~18歳の子どもが入所する施設です。子ども家庭支援センターや、児童相談所を経由して入所し、家族に代わって子どもたちを養育しています。アットホームかつ愛のある環境で優しく包み込み、信頼関係を結びつつ、社会人として自立できるよう見守ります。日本では、約3万人の子どもたちが児童養護施設で生活し、私たち聖ヨハネ学園もその一つです。就学前の幼児~高校生までの子どもたちの生活の場として、職員と一緒に元気に楽しく生活しています。
子どもたちの暮らし方
子どもたちは、敷地の中にあるマリヤ館、エステル館、ノア館に、年代性別によって分かれて暮らしています。部屋は年齢などによって一人部屋や二人部屋などに分かれており、子どもたちのプライバシーも確保されています。日中は広いグラウンドで小学生と高校生が一緒にサッカーをして遊んだり、余暇の時間には、職員と一日の出来事を話すなど、異世代の子ども同士、大人と子どもの関わりを大切にしています。
子どもたちの「やりたい!」という気持ちから、行事が生まれることもあったり、職員と二人で出かけて特別な時間を過ごしたりと、子どもたちが幸せに心豊かに暮らせるよう心掛けています。
職員のはたらき方
聖ヨハネ学園では、年代性別などに分かれたフロア毎に、リーダー1名、担当者3名の計4名で子どもたちを見守ります。子どもと1対1で関わり合いを持つことを意識し、それぞれの子どもの様子を職員同士でシェアし、密な連携を心がけています。
勤務形態は、3日働いて1日休むのが基本です。朝出勤して、子どもたちが学校に行っている間に一旦帰宅し、子どもたちの下校に合わせて出勤するといった断続勤務もあれば、朝出勤して、夕方まで継続する勤務、午後から出勤して、子どもたちの就寝時間までの勤務など、様々な勤務形態があります。なので、ワークライフバランスにも目を向け、働きやすい環境を整えています。